私にとって、板橋マニアキャンペーンはまだ終わっていなかった。
板橋マニアの一部を書かせていただいたのが、2017年ー2018年。
刊行されたとき、どこか書店さんでトークができたらと素材を貯めてあったり、団地を軸に特撮マニアとのイベントを目論んだりと、じつはそういうハラがあったのだけれど、会場を探すことができず、時期を逸してしまった。
その消化不良感が影響していたのかわからないが、前谷津川下流部に惹かれて調べては、東京人暗渠特集号や水路上観察入門で書いていた。
そうしたらいつの間にやら、高山氏がいたばし暗渠Tシャツを作っている人たちと交流しているではないか。というか、まさに、いたばし暗渠Tシャツができあがるところで、その拠点がなんと高島平ではないか!…ここでわたしの眼がギラギラしだしたのはいうまでもなく。水路上観察入門展、やらしてください…!お願いでーす!ドンドンドン!となって、そこからはいたばしデザイン同好会さんのすばらしき機動力で、あれよあれよと進んでいった。
そんなこんなでたどり着いた高島平における展示。念願。感無量。
日時は9/12~10/3、以下の2会場での同時開催!
フライヤーはいたばしデザイン同好会さんによる作成。さすがの仕上がり。
高島平×水路上観察入門展@高島平図書館
吉村は、水路上観察入門を書くにあたって使用した「高島平と前谷津川」に関する資料の一部を展示。執拗に並べてみました。
いたばし暗渠×水路上観察入門展@time spot
こちら、板橋区全体で撮ってきた水路上観察の写真などの展示、そして物販です。過去最高の物販数です。 いたばしデザイン同好会さんとのコラボ缶バッヂがもう、中身もパッケージもかわいいのなんの・・・
いたばしデザイン同好会さんのオリジナルグッズも豊富。
いたばし暗渠バッグ、いたばし暗渠グラス、いたばし暗Tシャツ、いたばし暗渠ノート・・・!抑えきれるか物欲を・・・?!
ほか、暗渠マニアックスが手がけたグッズ、zine、AKラボさん特製水路上観察入門サブレ。
書籍は他に、高島平ヘリテージ、それから、お近くにお住いの久保田さんによる、いたばしの河川についてのzineも急遽参戦!
板橋愛、高島平愛みたいなものって、なんだか脈々と続いている気がする。timespotで出会う人たちの板橋愛はもうすばらしくって、たとえば、もし行かれたならぜひ天井を見てみてください、それが感じられるので笑。timespotにいると、その板橋愛の中に、いたばし暗渠への愛も入れてもらったような、そう、つまりもっと広いものの中に包まれているような、そんな感覚がしてくる。
さて、連携イベントはふたつ。
片方はトーク。 「「水路上(暗渠)」と「ロケ地」で読み解く高島平」
2021年9月25日(土)17:00-19:00 オンライン配信予定。
配信形式検討中ですが、いずれにせよ無料です。
高島平をめぐって、「暗渠・水路上観察」と「ロケ地(特撮等)」のマニアがコラボ・トーク。
yart先生は高山氏との交流が以前からあり、また、Fさんには前谷津川ネタを教えてもらったことがあって(残念ながら大人の事情で本には載せられなかったけれど)。そして高島平に造詣が深いのがモリリンさん!すごいのですよ、お三方の探求ぶり。
前述のように、特撮のことはいつかやりたかったから、ロケ地のサイトや本は少しずつ読んでいた。ところが、打ち合わせでロケ地マニアさんたちがどのように楽しんでいるかを聞いていたら、思わぬ接点を発見することとなり。
当日、どんな化学反応が起こるか、非常に楽しみです。
もう片方はツアー。
「いたばし暗渠 忍者ウォーク」
2021年11月28日(日)10時開始予定ですが、延期の可能性もあるので、様子を見るため実際の申込開始は11/1からとしようと思っています。こちらは有料、募集は10人程度。
これも板橋マニアの後になるけれど、やりたいですねぇと企画に携わった方=忍者の浅尾さんと話していて、そうこうするうちコロナになって、ああ、当分できないかもなあと思っていたところ、今回板橋で展示をやるため「今だ!」となったというわけ。
五十嵐さんは荻窪忍者暗渠トークのときにご縁ができた、忍道のものすごいお方。この五十嵐さんが板橋区内で道場をもっていることも、板橋でやろうとなった所以。
ミーティング一度、ロケハン一度やっていますが、いやぁ、濃い!これ時間内に終わるのかな。
感染状況によって延期するかもしれませんが、開催はしたいものだと思っています。もちろん安全に気をつけながら。板橋で暗渠と忍者のイベントをやる意味が大アリだということ、参加いただければわかると思います。
9月12日の、9時から図書館展示が、11時からtime spot展示がスタートします。
状況的に遠方の人にぜひきてと言いにくくはありますが、ご近所のみなさまを中心に、いろいろな方に楽しんでいただければ、幸いです。
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