神田エースでのりトーストを食べていたところ、隣に座った地元の方が店員さんと「むかし駅前にあった今川焼き屋が一個10円で飛ぶように売れてた話」を始めた。まっまさか今川橋のところ?!と脳に着火、興奮してしまい、思わず話しかけてしまった。
…今川焼の由来には諸説あるが、その中の一つに、神田の今川橋近辺で売られていたから、というものがある。今川橋は、今川善右衛門氏が龍閑川に架けた橋。
50年ほど前にその今川焼のお店はあったという話だったが、もしも江戸時代から受け継がれたものだったりしたら…?と、興奮した、というわけ。肝心の店舗の位置は写真の場所であり、川筋とは無縁の位置だった。少し、残念。でも、詳細情報は不明なので、まだあきらめなくともいいはずだ。50年前の神田駅前の生き生きとした思い出を聞かせていただけたことも、ありがたかった。
かつて内神田にあった今川焼屋の屋号はハチヤ(現在ビル名になっている)です。
しかし、広い空間を利用してベルトコンベア方式で材料の仕込み以外は自動で作る今川焼が、当時は珍しかったから売れただけで、味として普通でした。